評判の宝石買取業者を調査しました。
こちらでは、オパールの相場や査定額、特徴、売るときの注意点、宝石の見分け方について紹介します。
相場:1万円(メキシコオパール 0.5ct ルース)~1.5万円(ブラックオパール 0.5ct ルース)
査定額:27万円~32万円(ブラックオパール ダイヤモンド取り巻きリング)
水晶(SiO2:二酸化ケイ素(SiO2))は鉱物のなかで最もありふれたもので、地球の地殻の約60%を形成しています。無色透明の結晶は二酸化ケイ素が不純物なく結晶化したものです。オパールは二酸化ケイ素が結晶化せず、水分を含んで組成されたものです。
オパールという名の由来は、ラテン語で宝石を意味するopalusですが、opalusは古代サンスクリット語で貴重な石を意味するupalaから派生しています。
虹色に輝くプレイ・オブ・カラー(遊色効果)が見られるところがオパールの特徴ですが、この原理は半世紀前に解明され、現在はプラスティックでプレイ・オブ・カラーを出すことも可能となっています。
見た目が変わる遊色効果が心変わりをイメージするということで18世紀ヨーロッパでは悪魔の石とされ人気がありませんでしたが、日本では大人気の宝石で、現在オパール消費のほとんどを占めています。
オパールをなるべく高くうるコツは、保証書や鑑定書、ケースなどの付属品があればそろえておく、売る前に自分でクリーニングをする、カットの種類や大きさなど売りたい宝石の詳細についてを知っておく、買取を依頼する前に買取店のHPにある「無料見積もり」などで大まかな査定金額を把握しておく、買取りは宝石買取り専門業者に依頼することなどがあげられます。
自分でクリーニングをする場合は、宝石別にお手入れ方法が違いますので、宝石にあったクリーニング方法でお手入れをするようにしてください。
汗/皮脂、コスメ、紫外線/強光は安全ですが、除光液、ヘアスプレイ、温泉、塩素系洗剤はできるだけ避けましょう。超音波洗浄機、衝撃はNGです。
オパールは偽物も多く見られる宝石ですが、一見しただけでは見分けることが難しいです。
トリプレット・オパール(薄いオパール片の上下をプラスチックや鉄鉱石などで挟んだもの)、タブレット・オパール(天然オパールの下に鉄鉱石などを貼り合わせて作った加工品で、遊色効果や輝きが増すために高価なブラックオパールやボルダーオパールと似たように見える)などの加工品やオパライトというオパールに似た人工石などがあります。
本物と偽物を見分けるには、まず裏を見ます。裏側が金属などで完全に覆われてしまっているものは偽物や加工オパールやの可能性が高いです。
次に横から見てオパールと母岩の境目が不自然にまっすぐなら接着剤で貼り合わされている可能性が高いです。